エコツアー 樹木医と歩く東京の巨樹散歩を主催して丸1年が経過し、開催回数も先週時点で8回を数えるまでになりました。
まだまだ微々たる活動ですが焦らずコツコツとマイペースで参加される皆様と共に都市周辺の森との関わり方について考えながら生長していきたいと願います。
第1回~第3回は都心部に残るオアシス的な森を巡り、第4回以降は丘陵地に残る里山風景や武蔵野台地の縁に残る自然と歴史的な遺構、河川に囲まれた水郷地帯の森、東京湾に面した海沿いの森など、それぞれ特徴のある植生の違いについて学んできましたね。
来月訪問する第9回目の訪問地は武蔵野台地を東西に横断する国分寺崖線(ハケ)上に残る自然を活かした森~都立神代植物公園です。いよいよここからは「武蔵野」の本陣に足を踏み入れて行くことになります。
来年以降は武蔵野台地を徐々に西進し、最終的には東京の森の奥座敷とも言える、奥多摩を目指して行きたいと考えています。
東京近郊に限った事ではありませんが、狭い日本の国土の中に残された貴重な森林資源はそこに暮らす人々との関わりなくして未来に継承していくことはできないと思います。
一度人の手によって破壊された森は、そのまま放置されれば荒廃の一途を辿ります。
今一度、都市に暮らす私たちは近在にある森との関わり方について再考していく時を向かえています。
その為の最善手がどんな方法か私にもよく分かりません💦
まずはみどりを通して多くの人とコミュニティを結び、共に学んで興味を持ち続けて歩んで行きたいと思います(*^^*)